15:54 Tuesday 24 April 2018 JST
from https://www2.nhk.or.jp/school/movie/clip.cgi?das_id=D0005400130_00000
冬の野原。枯れた 植物
の枝など
にこんなものを見ることがあります。カマキリの卵です。中を見ると、
泡のようなものに包
まれて、卵がぎっしりと並んでいます。春になって暖かくなると、卵から幼虫が生まれま
す。体の長さは、およそ8ミリメートル。薄い膜に包まれています。薄い膜を
脱ぐと、形は成虫とほとんど同じ。幼虫は、昆虫などの生き物を食べて、大き
くなっていきます。成虫になったカマキリです。カマキリは食欲旺盛です。大
きな鎌(かま)のような前脚で、餌を捕まえます。秋、カマキリの仲間が卵を
産む季節です。お腹の大きなカマキリをみつけました。メスのカマキリです。
卵を産む場所をさがしているのです。卵を産み始めました。卵は、泡のような
ものの中に産みつけられます。この泡は乾くと固くなり、雨や風から卵を守り
ます。こうしてカマキリの卵は、寒い冬を越すのです。